ハイイロエボシドリ 「ノンノ・レラ」成長日記②
2018年09月10日
9月10日
こんにちは、バードスタッフ多賀です。
まず、
掛川花鳥園アワード2018にて
クラハシコウ「モロさん」の応援ありがとうございました!
一体何位になったのか・・・果たして部門内で最下位は逃れられたのか・・・?
ことり万博に出展された作家さんたちの応援もありました。
僕は気になって気になって仕方なかったので、投票期間中は1日に食事は3食しか喉を通らず、夜は爆睡でした。
あの、僕、そういうの体にあんまり出ないんですよね。
みなさんの推し鳥は何位になったのでしょうか!?
待ち遠しいとは思いますが、結果発表までもうしばらくお待ちください!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
さて、ハイイロエボシドリ 「ノンノ・レラ」成長日記の後編です!
愛を詰め込み過ぎてとんでもない長さになっていますので、覚悟してご覧くださいませ!
↓生後1週間のハイイロエボシドリが見れる成長記録①はこちら!
http://kakegawakachouen.hamazo.tv/e7909772.html
~前回のあらすじ~
<コンニチハ
誕生した2羽のハイイロエボシドリ。
スタッフ(多賀)の壊滅的なネーミングセンスにより、
仮名にも関わらず「コボちゃん」「ゴクリン」と名付けられてしまった!
<モット イイ ナマエ ツケロ !
コボちゃん 怒りの小松菜
すくすく成長している2羽・・・しかし!
果たして上手に飛べるようになるのか?
先輩であるハイイロエボシドリ「カンナ」とは仲良くなれるのか?
こんなんですけど。
2羽は無事大人になれるのか——!?
※おことわり。前回のように1日ずつ書いていきたいのですが、その調子だと第4回まで続いてしまいかねないと判断したため、今回からは月ごとの様子をお伝えします。本当は書きたい。
2015年8月
生まれて2ヶ月。体全体が大人の羽になって、なで心地も「ふわふわ」から「サラサラ」になりました。
ぽやぽやだった顔回りも小さな羽に変わっていきます。
首の羽だけ中途半端になっているので、首の境目がよくわかりますね(笑)
・・・あっ、あれ!?
目を離した隙に1羽いなくなってしまいました!
うわああ、しまった。よく動き回るようになったから見失ってしもた、一体どこにいったんや~!?
いた。
2015年9月
忙しく過ぎた夏休みが終わり、大きくなった雛たちを更に大きいケージに移し替える事にしました。
広々です
始めはこんな小さいボウルの中にいたのにねぇ~。
飛ぶ練習ができるように止まり木も取り付けました。
今まで止まり木はありましたが、このケージには止まり木が2本。止まり木から止まり木へ飛び移らせるのは初めてです!
・・・が、もう写真を見てお分かりいただけるように、すいすいと上り下りしてくれました(笑)
知らないうちにヒナは成長しているようです。
小松菜も千切って食べれるようになったよ!
2015年10月
産れてそろそろ半年、後ろ姿はもう大人そっくりになりました!
鋭く伸びた細かい羽が非常にCOOL!
そして、この10月から正式に名前が僕により考案され、
コボちゃんがアイヌ語で風を意味する「レラ」、
ゴクリンが花を意味する「ノンノ」と松本チーフ・先輩・僕の3名による話し合いによって決定しました。
僕一人で決めなかったところを褒めていただきたいです。同じ失敗はしない、これが成長なんですね。
ヒナと一緒に僕も成長していきます。
が!
ここである事実が発覚しました。
松本チーフ『なんか・・・2羽とも黒くない?』
多賀『えっ!ハイイロってこの時期はまだこういう色ではないんですか!?』
そう、通常産まれて半年ほどのハイイロエボシドリならこのように、
クチバシはまだ完全に黄色ではないものの、体中の羽は大人そのもの。
ハイイロエボシドリの名前に相応しく、胸から下には明るめのグレーが広がっています。
一方、レラとノンノはまだまだ真っ黒。風切り羽にも白い模様が出ていません。
大丈夫かなと心配していたのですが、
僕の心配をよそにしっかりと羽ばたく練習をしていき、腕に乗れるようになるなど、どんどん行動範囲を広げていくのでした。
2015年11月
いきなりこんな格好でごめんなさい。でも仕方ないんです、降りてくれないんです。
ですが、エボシドリらしくかなりアグレッシブに飛び回り、色んなところへ止まりにいくようになりました!
首元が幸せ
肩に2羽とも飛んで来るのはもちろん、
このままずっと付けていたい。
まさかの腰に付けた無線機にも。
命の勉強
手から降りないまま、一緒の部屋で温めていた卵の孵化を一緒に見たりしました。
2015年12月
長かった育雛もようやく終わりを迎えようとしています。
遂に、エボシドリとヘラサギの広場で先輩の鳥たちやお客様の前に出てお見合い開始です!
不安そうなお顔、ノンノ
当時のアメブロ記事があります、こちら!
「ハイイロエボシドリのヒナたち、初めて外へ!」
https://ameblo.jp/kakegawakachoen/entry-12106150851.html?frm=theme
<カンナ先輩が怖いの
カンナ先輩の洗礼を受けてしまい、多賀の足元へ逃げてきたレラ。ちょっとずつ頑張っていこうね。
そして、少しずつ馴れて余裕が出てきた時の2羽がこちら。
今まではスマートフォンでしか撮影していませんでしたが、自前のカメラにて撮影。
レンズを通した世界と肉眼で見える世界は違うとはよく言いますが、この写真を見た時に
『よく、こんなに凛々しく育ったね』
と、今までで一番強く実感し胸が熱くなりました。
こうしてレラとノンノは徐々にカンナ先輩と距離を縮めていき、共にお客様を魅了するアイドルへとなっていきました。
そして現在は・・・
左がレラ、右は2016年生まれのシオンちゃん
ごはんを吐き戻してもらって喜ぶシオンちゃん
今レラとノンノは、カンナ先輩に次ぐお兄さんお姉さん。
黒かった体も綺麗なグレーの羽に無事変わりました。
昨年生まれた「ポロちゃん」「トーちゃん」「ソーちゃん」・・・たくさんの後輩たちの面倒を見る良き先輩として、エボシドリとヘラサギの広場でお客様を癒し続けています。
未熟な僕のせいで紆余曲折あった育雛でしたが、
レラとノンノが無事大人になれたこと・・・
なにより、多くのお客様から愛される存在になってくれたことがこの上ない幸せです。
前期よりさらに熱が入りたくさん記事を書いてしまいましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました!
掛川花鳥園にお越しの際は是非!ハイイロエボシドリに会いに来てください!!
ハイイロエボシドリ一同、皆様のごはんふれあいを楽しみに待ってまーす!
さあ、ハイイロたちが誰が誰か分かりますか?(笑)
★告知★
世界一賢い鳥として知られるミヤマオウムがやって来ます!
9月23日(日)に展示がスタート!
展示場所は、わくわくイベント会場とインコのスイレンプールの間スペースです。
なんと15:00のバードショー「トリチョイサーカス」に出演が決定している期待の新人(鳥)♪
しかもミヤマオウムのバードショー出演は日本でここだけとなれば、これは見に来るしかないですね!
公開と時を同じくして、名前の募集もスタートします。素敵なお名前をお待ちしております☆
★今週のミヤマオウム スタッフに愛でられるの巻★
なでなでなで。
ミヤマオウムってとても良いサイズなんですよね。
手のひらぴったりですし・・・
なでなで
たまらぬムチムチ感。
羽はボリューミーですが、流石は寒冷地に住む鳥、意外と肉の詰まった体つきです。
・・・・・・なでなでを我慢せずいられません!!
こんにちは、バードスタッフ多賀です。
まず、
掛川花鳥園アワード2018にて
クラハシコウ「モロさん」の応援ありがとうございました!
一体何位になったのか・・・果たして部門内で最下位は逃れられたのか・・・?
ことり万博に出展された作家さんたちの応援もありました。
僕は気になって気になって仕方なかったので、投票期間中は1日に食事は3食しか喉を通らず、夜は爆睡でした。
あの、僕、そういうの体にあんまり出ないんですよね。
みなさんの推し鳥は何位になったのでしょうか!?
待ち遠しいとは思いますが、結果発表までもうしばらくお待ちください!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
さて、ハイイロエボシドリ 「ノンノ・レラ」成長日記の後編です!
愛を詰め込み過ぎてとんでもない長さになっていますので、覚悟してご覧くださいませ!
↓生後1週間のハイイロエボシドリが見れる成長記録①はこちら!
http://kakegawakachouen.hamazo.tv/e7909772.html
~前回のあらすじ~
<コンニチハ
誕生した2羽のハイイロエボシドリ。
スタッフ(多賀)の壊滅的なネーミングセンスにより、
仮名にも関わらず「コボちゃん」「ゴクリン」と名付けられてしまった!
<モット イイ ナマエ ツケロ !
コボちゃん 怒りの小松菜
すくすく成長している2羽・・・しかし!
果たして上手に飛べるようになるのか?
先輩であるハイイロエボシドリ「カンナ」とは仲良くなれるのか?
こんなんですけど。
2羽は無事大人になれるのか——!?
※おことわり。前回のように1日ずつ書いていきたいのですが、その調子だと第4回まで続いてしまいかねないと判断したため、今回からは月ごとの様子をお伝えします。
2015年8月
生まれて2ヶ月。体全体が大人の羽になって、なで心地も「ふわふわ」から「サラサラ」になりました。
ぽやぽやだった顔回りも小さな羽に変わっていきます。
首の羽だけ中途半端になっているので、首の境目がよくわかりますね(笑)
・・・あっ、あれ!?
目を離した隙に1羽いなくなってしまいました!
うわああ、しまった。よく動き回るようになったから見失ってしもた、一体どこにいったんや~!?
いた。
2015年9月
忙しく過ぎた夏休みが終わり、大きくなった雛たちを更に大きいケージに移し替える事にしました。
広々です
始めはこんな小さいボウルの中にいたのにねぇ~。
飛ぶ練習ができるように止まり木も取り付けました。
今まで止まり木はありましたが、このケージには止まり木が2本。止まり木から止まり木へ飛び移らせるのは初めてです!
・・・が、もう写真を見てお分かりいただけるように、すいすいと上り下りしてくれました(笑)
知らないうちにヒナは成長しているようです。
小松菜も千切って食べれるようになったよ!
2015年10月
産れてそろそろ半年、後ろ姿はもう大人そっくりになりました!
鋭く伸びた細かい羽が非常にCOOL!
そして、この10月から正式に名前が僕により考案され、
コボちゃんがアイヌ語で風を意味する「レラ」、
ゴクリンが花を意味する「ノンノ」と松本チーフ・先輩・僕の3名による話し合いによって決定しました。
僕一人で決めなかったところを褒めていただきたいです。同じ失敗はしない、これが成長なんですね。
ヒナと一緒に僕も成長していきます。
が!
ここである事実が発覚しました。
松本チーフ『なんか・・・2羽とも黒くない?』
多賀『えっ!ハイイロってこの時期はまだこういう色ではないんですか!?』
そう、通常産まれて半年ほどのハイイロエボシドリならこのように、
クチバシはまだ完全に黄色ではないものの、体中の羽は大人そのもの。
ハイイロエボシドリの名前に相応しく、胸から下には明るめのグレーが広がっています。
一方、レラとノンノはまだまだ真っ黒。風切り羽にも白い模様が出ていません。
大丈夫かなと心配していたのですが、
僕の心配をよそにしっかりと羽ばたく練習をしていき、腕に乗れるようになるなど、どんどん行動範囲を広げていくのでした。
2015年11月
いきなりこんな格好でごめんなさい。でも仕方ないんです、降りてくれないんです。
ですが、エボシドリらしくかなりアグレッシブに飛び回り、色んなところへ止まりにいくようになりました!
首元が幸せ
肩に2羽とも飛んで来るのはもちろん、
このままずっと付けていたい。
まさかの腰に付けた無線機にも。
命の勉強
手から降りないまま、一緒の部屋で温めていた卵の孵化を一緒に見たりしました。
2015年12月
長かった育雛もようやく終わりを迎えようとしています。
遂に、エボシドリとヘラサギの広場で先輩の鳥たちやお客様の前に出てお見合い開始です!
不安そうなお顔、ノンノ
当時のアメブロ記事があります、こちら!
「ハイイロエボシドリのヒナたち、初めて外へ!」
https://ameblo.jp/kakegawakachoen/entry-12106150851.html?frm=theme
<カンナ先輩が怖いの
カンナ先輩の洗礼を受けてしまい、多賀の足元へ逃げてきたレラ。ちょっとずつ頑張っていこうね。
そして、少しずつ馴れて余裕が出てきた時の2羽がこちら。
今まではスマートフォンでしか撮影していませんでしたが、自前のカメラにて撮影。
レンズを通した世界と肉眼で見える世界は違うとはよく言いますが、この写真を見た時に
『よく、こんなに凛々しく育ったね』
と、今までで一番強く実感し胸が熱くなりました。
こうしてレラとノンノは徐々にカンナ先輩と距離を縮めていき、共にお客様を魅了するアイドルへとなっていきました。
そして現在は・・・
左がレラ、右は2016年生まれのシオンちゃん
ごはんを吐き戻してもらって喜ぶシオンちゃん
今レラとノンノは、カンナ先輩に次ぐお兄さんお姉さん。
黒かった体も綺麗なグレーの羽に無事変わりました。
昨年生まれた「ポロちゃん」「トーちゃん」「ソーちゃん」・・・たくさんの後輩たちの面倒を見る良き先輩として、エボシドリとヘラサギの広場でお客様を癒し続けています。
未熟な僕のせいで紆余曲折あった育雛でしたが、
レラとノンノが無事大人になれたこと・・・
なにより、多くのお客様から愛される存在になってくれたことがこの上ない幸せです。
前期よりさらに熱が入りたくさん記事を書いてしまいましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました!
掛川花鳥園にお越しの際は是非!ハイイロエボシドリに会いに来てください!!
ハイイロエボシドリ一同、皆様の
さあ、ハイイロたちが誰が誰か分かりますか?(笑)
★告知★
世界一賢い鳥として知られるミヤマオウムがやって来ます!
9月23日(日)に展示がスタート!
展示場所は、わくわくイベント会場とインコのスイレンプールの間スペースです。
なんと15:00のバードショー「トリチョイサーカス」に出演が決定している期待の新人(鳥)♪
しかもミヤマオウムのバードショー出演は日本でここだけとなれば、これは見に来るしかないですね!
公開と時を同じくして、名前の募集もスタートします。素敵なお名前をお待ちしております☆
★今週のミヤマオウム スタッフに愛でられるの巻★
なでなでなで。
ミヤマオウムってとても良いサイズなんですよね。
手のひらぴったりですし・・・
なでなで
たまらぬムチムチ感。
羽はボリューミーですが、流石は寒冷地に住む鳥、意外と肉の詰まった体つきです。
・・・・・・なでなでを我慢せずいられません!!