花と鳥のテーマパーク 掛川花鳥園

11月21日　こんにちは！バードスタッフ丸山です！

以前のペンギンの見えないところでは、羽をめくってみました。
今回はクチバシの中を見てみましょう！



鳴いているところを激写！
上あごと舌がトゲトゲしてます！
これはペンギンにとって重要な役割しています！

じつはこれ、魚を逃がしにくくするための「かえし」の役割をしているんです！



「かえし」はすべて、のどの方向に向かっています。
横から見ると分かりやすいです。
ここに魚のヒレ・鱗・エラが、ガチッ！と引っかかる仕組み。



これくらい喉に入ったらもう魚はジ・エンド。


感触は、硬めのシリコンみたいな感じです。

馴れている子だと平気で触らせてくれますが、そうでもない子だと指がアウチします。
余談ですが、丸山的咬まれると痛い部位第一位は、内ももです。
数年前、ペンギンのお散歩中に不意打ちで咬まれたときは思わず声が出そうになりましたが、大人なので我慢しました。
柔らかいところはダメ！




掛川花鳥園では、アジを使用しています。

園館によって使う魚は異なり、カタクチイワシなどを使用している施設もありますね。
当園でたくさん魚を食べるのはペンギンとペリカンくらいです。
水族館や動物園みたいに大量に使用しないので、傷みやすいイワシはあまり使わない…なんて事情があったりします。


花鳥園で使うアジにもよくイワシが混ざっているんですが、大抵グズグズに傷んでます。↓



これはまだマシな方。
これらを見すぎたせいか、イワシ食べるのにちょっと抵抗があって、丸ごとテーブルに出てくると結構キッツイです（笑）
なめろうくらい叩いてあればOK。
いわし明太かぁ…キツイなぁ…でも思い切って食べたら美味しかった。そんな思い出もあります。

いわゆる職業病ってやつですかね！
(ちょっと職業病ってフレーズに憧れがあるのは、別にヒミツではない。)

みなさんに見えないスタッフ事情まで綴った今回のブログはここまで！



そしてみなさんにご挨拶があります！
かれこれ10年以上ブログを書かせてもらっていましたが、今回で丸山最終回です！
同じようなことを角度変えて何度も言っていたような気もしますが（笑）　
みなさんに楽しんでいただけていたら嬉しいです！

来年からは後輩の馬立君にバトンタッチしますので、コメント・応援よろしくお願いします！


今までたくさんのコメントをくださり、ありがとうございました！


掛川花鳥園公式HP
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