ケープペンギンの羽を「アレ」する話

掛川花鳥園バードスタッフ

2022年08月29日 11:30

8月29日 こんにちは!バードスタッフの丸山です!

熱中症対策といえば適度な塩分補給ですよね。
僕は気付いたんです。一番おいしい塩分の取りかた。

ずばり、カリカリ梅!

カリカリ梅からの冷たい緑茶のコンボがおすすめです!



これはいつものペンギン

みなさんご存知、ペンギンは鳥。
みなさんご存知、生えているのは羽。

じゃあ!
その羽…めくったこと…ありますか?

ないですよね?ね!?






想像してください…






では!
めくります!




フワァ

そうなんですフワッフワなんです!
この内側の羽は保温用の羽で綿羽(ダウン)と呼ばれています。
僕たちの身近だとアヒルやガチョウのダウンが、ジャケットやお布団に使われていますね。

いつも見えている表面の羽は正羽(せいう)、英語ではフェザーと言います。
乾いているときはサラサラです。きもちいい。

そんなペンギンの正羽。
じつはちょっと特殊です。
換羽直後を除き、ペンギンの羽は水を弾きません!



ビチャビチャに濡れます。
濡れて水圧がかかることで羽同士がくっつき、まるで一枚の布の様にツルッツルになるんです!
このツヤ感からイルカのような触り心地を想像する方も少なくないです。




見てください!ツルツルなので、僕の指反射してます!




たまにこんな子がいます。



内側のダウンがはみ出た子。
こんなこともありますが、体温維持にとくに大きな影響はありません。

では、最後に豆知識をひとつ。

僕がこの記事で羽と羽根を使い分けているの気付きましたか?
これちゃんと理由があるんですよ。

羽:鳥に生えている羽

羽根:抜けた羽


みなさん知ってましたか!?

知ってた方…ごめんなさい豆知識これで終わりです(笑)





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