疲れたときはウロコインコを

掛川花鳥園バードスタッフ

2020年02月10日 11:30

2月10日

こんにちは、バードスタッフ多賀です!


改めて参加者のみなさま、ことり万博2020お疲れ様でした!




昨年のバードスタッフブース出展の反省を活かし、やる気満々で迎えた二日間。



テーブルクロスを新調して昨年より小ぎれいになったバードスタッフブース!

/// コンニチワー!!  \\\



出展者様からアドバイスをいただき、アクリル展示台を存分に使った(去年より)高々とそびえ立つハンドメイドグッズ!





手の取りやすさを重視し、12色をすべて分別してフックにかけたチャーム!




スタッフのやる気が凄すぎて、逆に取り出しづらくなっちゃった溢れんばかりの鳥の羽!!

ドサァァァァ




整理後。



・・・・・・今年も反省がいっぱいです!作家さんたちの凄さを再認識。








さて、そんなことり万博を終えても来年への準備を怠らない僕ですが、
グッズ作りから始まり、ブース内レイアウト作成、必要なものの買い出しなどなどやったことは数知れず・・・さすがに疲れてしまいました。

『はあ~・・・』と思わず息が漏れてしまいます。



イメージ図




しかし、幸いなことに僕の仕事場は「掛川花鳥園」
お客様は鳥たちと間近でふれあうという、非日常を体感・癒される素敵な場所です。


動物と触れ合うことで精神的・身体的に機能を向上させることにより、生活の質を向上させる療法「アニマルセラピー」があるように、動物たちが身近にいることはとても良いことだと思います。


せっかく頑張りましたし、掛川花鳥園で働いていることを活用して、お気に入りの鳥の1種であるウロコインコちゃんたちに会いにいきましょう!


きゃわわ



ここで『鳥とのふれあいで癒し効果のある掛川花鳥園』と『その癒し環境で仕事をしているのにも関わらず疲れている僕』という明らかな矛盾が生じている訳ですが、気にせず癒されに行きましょう。それとこれは別なのです。







さあエボシドリとヘラサギの広場にやってきました。ウロコインコたちは現在、このエリアにしかいません!


まず、当園にいるウロコインコの種類をご紹介します!


●ホオミドリアカオウロコインコ





名前の通りほっぺが緑、尾羽が赤色、胸にはチャームポイントのウロコ模様の羽根があります!


赤い尾羽


長い名前ですがほっぺが緑「ホオミドリ」赤い尾羽「アカオ」のウロコインコと区切れば覚えやすいですね。


僕が飼育に入っていた時に聞いた二つ名は「ギャング」




●ワキコガネウロコインコ




ホオミドリアカオウロコインコと比べると、ほっぺはそれほどまで濃い緑ではなく、横腹から脇にかけて鮮やかな黄色の羽根が生えています!


掛川花鳥園の子たちの中には、ほっぺを赤らめたような可愛らしいピンク色のお顔の子もいます。




●バライロビタイウロコインコ(アカビタイウロコインコ)




頭に赤色の羽根が多い種類です。


なんだかこの子は頭の羽根よりも、ハートマークに見えるお腹の模様の方が目立ちますね(笑)



お腹が空いていればこの3種に餌をあげることもできます。



ギャオッ

しかし、アクセサリーをかじるボタンをちぎるチャックを壊すなど、先ほど言った「ギャング」の名に恥じない子達です。
ふれあう際は少々ご注意ください!




『動物とのふれあいを通して癒される』と申し上げましたが、
そんなことをせずとも、眺める・観察するだけで眼福というのが無邪気かつ好奇心旺盛なウロコインコたちの良いところ!



それでは僕と一緒にウロコインコ達を見ていきましょう!




●まずは近くで眺める。


『これはいいものだ。』


良いものは見ているだけでも良いと感じるものなのです。




うつくしい胸のウロコ模様



おしり





なにをみてるの?







ワキコガネウロコインコの「ワキ」



おしり



●行動をじっくり観察する。


好奇心旺盛、小柄で無邪気な様子はまるで子どものようですよね。


『今は何をしているのかな』 『なんでこういうことをしているのかな?』


観察しながら考えるというのも、彼らの世界を垣間見れて面白いのです。





さきほど下を覗いていたこの子を見ていきましょう。


視線の先には・・・。









仲間のウロコインコがぶらさがっていました。

このウロコインコはこの扉の中に餌があることを知っていて、なんとか入れないか探っていたようです(笑)






しかし、この細い隙間に爪をひっかけて、スパイのごとく上手にぶら下がれるものなんですね!


この子を主役にした映画は「ミッション インコッシブル 失われたヒマワリの種」というところでしょうか。





「ドウシテモ ゴハンガ ホシイ。」


そんなことはさておき、このウロコちゃんはどうしてもごはんが諦めきれない様子です。かわいい。






おおっと!これはなんたることか!



ズギュゥゥウン

売り餌のケースの隙間を今度は狙っています!


こういう突拍子もない事を考えて行動してしまう、そこがたまらぬ、心惹かれるゥ!


と、言っている間に!




あら!



あらあら!



あらららら!





ありゃりゃ~!!





これは癒し以外のなんでもない~~!!









ヒョコ



いかがだったでしょうか。


この可愛らしい行動を担当スタッフに報告したところちょっと苦い顔をしていました。近々お目付け役がついちゃうかもしれないそうです、面白いですね。



ちなみになんですが、もうすでに僕は写真を撮っている間にわらわらと集まってイタズラしてくるウロコインコたちで究極に癒されております。

流石は掛川花鳥園!













耳元で『ミ”ミ”ィ~』と鳴く声や、金網越しに見てくる姿も個人的に大好きです。



きゃわわ




それでは、みなさんもカメラのストラップ部分をボロボロにされた僕の様にならないよう、身の周りのものに気を付けてウロコインコを堪能してください(涙)


それでは。







★2020年冬のイベント★



その①

シロフクロウを乗せてみよう

時間  :15時30分
場所  :わくわくイベント会場
体験料:200円
対象  :中学生以上の方

憧れのシロフクロウを腕に乗せることができるのは、この時間イベントにお越しいただいたお客様だけ!
年齢制限がございますので、ご注意くださいませ。



その②
シロフクロウ「ハリー」がバードショーに再登場!



冬しか見られないシロフクロウをお見逃しなく!

期間:12~3月
時間:10時30分のバードショー



その③
2月のワークショップ





<すべてのイベントについて>
開催日当日、鳥の体調やご機嫌によって、イベントの内容が急遽変更、または開催が中止になる可能性があります。予めご了承ください。





その他、イベント情報などは当園HPをご覧ください!




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